展覧会

令和3年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作
優秀作品展

会場
武蔵野美術大学美術館
会期
4/4(月)〜5/3(火)、他

「令和3年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品展」ポスター

武蔵野美術大学では、学部卒業制作および大学院修了制作において、特に優れた作品や研究成果を発表した学生に対し「優秀賞」が贈られる。優秀作品展は約100名の受賞者の作品や研究成果を学科やコースを越えて一堂に展示する、1967年の武蔵野美術大学美術館開館以来続く展覧会。令和3年度の優秀作品展は、学部と大学院の会期を分けて開催される。

「令和2年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品展」展示風景

「令和2年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品展」展示風景 2021年 撮影:稲口 俊太

武蔵野美術大学の代表といえる学生たちが在学期間中に取り組んできた制作・研究の集大成はいずれも秀作揃いであり、同学で実践される“美術教育の現在”が映し出されている。美術とデザインをめぐる、新しい世代の活力に満ちた作品群全体を見渡せば、鑑賞者もこれからの表現の可能性を感じることができるはずだ。

後藤まどか(造形学部日本画学科)《ピリオド》画像

後藤まどか(造形学部日本画学科)《ピリオド》 撮影:稲口 俊太

見どころ1 新たな可能性を感じる、多彩な作品群

各学科により選抜された作品は学生たちの在学期間の集大成であると同時に、武蔵野美術大学における造形教育の特徴を示すものでもある。同学で実践される教育のもと、学生ならではの柔軟な造形感覚でつくりあげられた多彩な作品を、存分に味わってほしい。

本岡景太(造形学部彫刻学科)《はりつけの大きなカーテン》画像

本岡景太(造形学部彫刻学科)《はりつけの大きなカーテン》 撮影:稲口 俊太

見どころ2 美術館全館を使った展示

美術館全体の空間を活かして多種多様な作品が展示される。大小5つの展示室では、絵画や版画、グラフィックデザイン、インスタレーション、さらに工芸、建築、パフォーマンスなどの諸作品や研究論文を紹介。また、吹き抜けの開放的なアトリウム空間には彫刻などの立体作品が並び、上映設備を備えた美術館ホールでは実写映画、アニメーションなどの映像作品が上映される。

木村大祐(大学院造形研究科美術専攻 版画コース)《somewhere over the rainbow》画像

木村大祐(大学院造形研究科美術専攻 版画コース)《somewhere over the rainbow》 撮影:大塚 敬太

武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品集

https://selected.musabi.ac.jp
このURLでは過去の「優秀賞」受賞作品が観賞可能。各年度末に卒業・修了した者のうち、各学科研究室から選出され、優秀賞を授与された作品が掲載されている。

[information]
令和3年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品展
・会期 卒業制作[学部] 2022年4月4日(月)〜 5月3日(火・祝)
修了制作[大学院] 2022年5月23日(月)〜 6月12日(日)
・会場 武蔵野美術大学美術館(学部:美術館全館、大学院:展示室2、アトリウム1・2[予定])
・住所 東京都小平市小川町1-736
・電話 042-342-6003
・時間 12:00〜20:00(土・日曜日、祝日は10:00〜17:00)
・休館日 水曜日
・入館料 無料
・URL https://mauml.musabi.ac.jp/museum/
※新型コロナウイルス感染症の影響により、会期・時間が変更、または予約制が導入される場合あり。

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