2012年1月11日に銀座6丁目のみゆき通りで生まれたREIJINSHA GALLERY。試行錯誤だった銀座での6年4ヶ月を経て、2018年5月に日本橋大伝馬町へ移転し3年7ヶ月が経過。開廊10年を越え、やっと画廊の運営方針ができつつあるようだ。定期的に個展を開催する取り扱いアーティストが増え、またホームページを介した作品販売にも注力。今後は母体企業である株式会社麗人社が運営するヴァーチャルアートシティ「Gates」の中のヴァーチャル美術館とのコラボレーションにより、これまで以上に取り扱いアーティストの国際的な露出を視野に入れているという。
金山友美《くまとあしあと》
菅野静香《luz》
志世都りも《BOX》
そんなREIJINSHA GALLERYオンラインでの取り扱い作家から、年に一度実物の作品を紹介する展覧会「pickup」も、今回で4度目の開催となった。年々増えていく作家たちの中から、スタッフが厳選した個性豊かな11名の作品が並ぶ。
杉浦晶《築く》
中村眞弥子《"AI" No-One=Every-One》
畠中彩《The -ese Dog》
アーティストや作品の選別に関しては、個性や才能とギャラリー独自の価値観を重視し、カテゴリーにはこだわらない。それが、REIJINSHA GALLERY開廊当初からの姿勢だ。ホームページでも鑑賞可能な作品群ではあるが、Webではわからない実際の作品の良さをこの展覧会で体感してみてはいかがだろうか。
本間洋《サガミガワアシナシアシアリサンショウウオ（県指定天然記念物）》
真栄城理子《ありおと》
宮山香和《飛ばない風船》
《出展作家》
金山友美／菅野静香／志世都りも／杉浦晶／中村眞弥子／畠中彩／本間洋／真栄城理子／宮山香和／森田美雨／よこみちしいな（50音順）
森田美雨《短いお別れ》
よこみちしいな《ケチャップメイク》
[information]
pickup 2022
・会期 2022年2月4日（金）〜2月18日（金）
・会場 REIJINSHA GALLERY
・住所 東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 PUBLICUS×Nihonbashiビル1F
・電話 03-5651-8070
・時間 12:00〜19:00（最終日は17:00まで）
・休廊日 日・月・祝
・URL https://www.reijinshagallery.com