展覧会

アンディ・ウォーホル・キョウト
ANDY WARHOL KYOTO

会場:京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」 会期:2022年9/17(土)〜2023年2/12(日)

ポップ・アートの旗手として、20世紀の美術界に絶大な影響を与えたアンディ・ウォーホル。
アメリカの大量消費社会の光と影を描いた彼の、初期から晩年にわたる作品が一堂に会する大回顧展が、京都市京セラ美術館で開催される。日本初公開の作品も多く、この機会にぜひ足を運びたい展覧会だ。

本展キービジュアル

本展キービジュアル

展覧会のみどころ

門外不出の《三つのマリリン》、大型作品《最後の晩餐》ほか、
京都でしか見られない日本初公開作品がやってくる!

アメリカ・ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館の所蔵作品のみで構成されるこの展覧会。展示される絵画・彫刻など約200点と、映像15点のうち、門外不出の《三つのマリリン》を含む100点以上が日本初公開となる本展に期待が膨らむ。

アンディ・ウォーホルの内面に迫る注目の作品群
―京都ゆかりの作品も公開!
1956年に初めて来日したウォーホルと、滞在先に選んだ京都との関係に目を向け、彼がスケッチブックに写生した旅の記録や、彼と京都とのゆかりを示す貴重な写真、地図やお土産などの資料も展示される。
ウォーホルがインスピレーションを受けた日本の魅力や日本との関わりについて、最新の情報を交えながら紹介。若き日のアンディ・ウォーホルの心を捉えた京都の姿に思いを馳せよう。

京都市京セラ美術館画像

京都市京セラ美術館
撮影:来田猛

アンディ・ウォーホル Andy Warhol

アンディ・ウォーホル(Andy Warhol, 1928-1987)は、アメリカ・ピッツバーグ出身で、そのキャリアを商業デザイナーとしてニューヨークでスタートさせた。
30代でアーティストとして本格的に制作を開始。初期にはアクリル絵具などでキャンバスに描いていたが、1960年代以降はニューヨークに“ファクトリー”と呼ぶスタジオを設け、当時目覚ましい経済成長のさなかにあったアメリカの大量消費社会を背景に、版画技法のシルクスクリーンを用いた“大量生産”をテーマにした作品を次々と発表する。
また「キャンベル・スープ」「コカ・コーラ」など当時広く普及していた人気商品や「マリリン・モンロー」「エルヴィス・プレスリー」など数多くの著名人をモチーフに次々と作品を制作し、「ポップ・アートの旗手」として活動するとともに、新たなポップ・カルチャーを定義。アートのみならず音楽・ファッション・マスメディアなどさまざまなジャンルの表現に影響を与えた。

アンディ・ウォーホル美術館 The Andy Warhol Museum について
1994年にウォーホルの出身地であるアメリカ・ピッツバーグに開館したアンディ・ウォーホル美術館は、ウォーホル作品の最大のコレクションとアーカイブを誇る。1960年代以降の彼の代表作である《キャンベル・スープ》や《花》、「死と惨事」シリーズに加え、「マリリン・モンロー」、「ジャッキー・ケネディ」、「エリザベス・テイラー」など著名人たちの肖像画はもちろんのこと、初期の貴重な絵画やドローイング、商業イラストや彫刻、映画やビデオなど、多岐にわたるアンディ・ウォーホル作品とアーカイブ資料を所蔵している。
建物は、国際的に著名な建築家、リチャード・ グラックマンによってリノベーションされたもの。7フロアにわたる展示室を擁し、地下には教育普及プログラムのスタジオや保存修復研究所を有する。

[information]
アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO
・会期 2022年9月17日(土)~ 2023年2月12日(日)
・会場 京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」
・住所 京都市左京区岡崎円勝寺町124
・時間 10:00~18:00 (入場は閉館の30分前まで)
・休館日 月曜日(但し祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日
・観覧料 土日祝一般2,200円、平日一般2,000円、大学・高校生 1,400円、中学・小学生 800円
※障がい者手帳等をお持ちの方(要証明)と介護者1名は無料
※未就学児は無料(要保護者同伴)
※会場内混雑の際は、日時予約が必要になる場合や入場に時間がかかる場合がございます。
・TEL 075-771-4334
・URL https://www.andywarholkyoto.jp