展覧会

春日佳歩 -血と肉-

会場
REIJINSHA GALLERY
会期
9/12(金)~9/26(金)

下着姿で貪り喰う自身の姿を描くことで、生きることへの執着と葛藤を表現する画家・春日佳歩。公募展で数々の賞に輝いてきた彼女が、REIJINSHA GALLERYで初の個展を開催する。
本展について、春日は次のように言葉を寄せている。

私たちが生きるうえで日々口にしている食べ物にも、もともと血は流れていて、肉があって…それを取り込むことで私たちの血肉となる。
今回の個展『-血と肉-』では、そうした当たり前で見失いがちな「命をいただいて私たちは生きている」という現実に改めて向き合い、考えるきっかけとなるような展示を目指しました。

キャリア初期にテーマにしていたものは、もっと簡単な「命に感謝し食事をしよう」というような内容でした。しかし、その考えを深めれば深めるほど、身の回りを取り巻く命の残骸と向き合えば向き合うほど、私は生きることがままならなくなってしまいました。
「命を常に意識し感謝する」。それをついに成し遂げたのに、次第に私は"食べ物"と"死骸"の区別がつかなくなってしまった。生きるのに必要不可欠な"食事"という行為に恐怖を覚えるようになってしまったのです。
そんな状態になった私が見ることができるようになったもの、それが私の作品です。これらは大袈裟でも美化でもない、紛れもなく私達が生きている等身大の日常風景なのです。

私たちの周りは常に命の残骸で溢れ、残酷で、温かい。その事実に改めて目を向けていただけたら嬉しいです。

春日佳歩

この展覧会では、100号の大作から0号の小品まで、25点が並ぶ。それらの作品群からは、きれいごとでは片づけられない人間の業と、それによって保つ命の美しさが感じられるに違いない。

[Profile]
春日佳歩_プロフィール画像
春日 佳歩 Kaho Kasuga
1996年
東京都生まれ
2017年
女子美術大学短期大学部造形学科卒業
2019年
武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2020年
第38回上野の森美術館大賞展絵画大賞受賞(上野の森美術館/東京)
2021年
第38回上野の森美術館大賞展入賞者展(上野の森美術館/東京)
昆虫美展~標本とアート~(ego Art & Entertainment Gallery/東京)
2022年
第38回上野の森美術館大賞展絵画大賞受賞者春日佳歩展(上野の森美術館/東京)
2024年
第59回昭和会展日動画廊賞受賞(日動画廊/東京、名古屋、福岡)
ART OLYMPIA 2024 (起雲閣/静岡)
第20回世界絵画大賞展 2024諏訪敦賞受賞(東京都美術館/東京)※’23年伊研賞受賞
第63回ミニヨン展(日動画廊/東京)
FIRST CONTACT(REIJINSHA GALLERY/東京)
第87回新制作展新作家賞、 SOMPO美術館賞受賞(国立新美術館/東京)※’23年新作家賞受賞
FACE選抜作家小品展2024(REIJINSHA GALLERY/東京)
2025年
第87回新制作展受賞作家展-絵画-(シロタ画廊/東京)※’24年出展
FACE展2025優秀賞受賞(SOMPO美術館/東京)※’24年出展
第60回記念昭和会展(日動画廊/東京)※’24年出展、日動画廊賞受賞
第21回世界絵画大賞展2025 特別展示(東京都美術館)
個展「-血と肉-」(REIJINSHA GALLERY/東京)
現在、千葉県にて制作
Twitter https://x.com/kasuga_kaho
Instagram https://www.instagram.com/kasuga_kaho/
作家公式サイト kasugakaho.myportfolio.com

[information]
 春日佳歩 -血と肉-
・会期 9月12日(金)~9月26日(金)
・会場 REIJINSHA GALLERY
・住所 東京都中央区日本橋本町3-4-6 ニューカワイビル1F
・電話 03-5255-3030
・時間 12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
・休廊日 日曜、月曜
・URL https://linktr.ee/reijinshagallery