展覧会

LIM KEH SOON 記憶と現実をおよ

会場
REIJINSHA GALLERY
会期
2/2(金)~2/16(金)

マレーシア出身のアーティストLIMリム KEHケー SOONスン。彼の個展が、東京・日本橋のREIJINSHA GALLERYでおこなわれる。

幼少期から日本のサブカルチャーの影響を受け、日本に大きな憧れを抱いていたというLIM KEH SOON。2017年、日本に移住した彼は、この国での生活で覚えた、言葉にしがたいさまざまな感覚を、ユーモラスに、時に痛快に描き出す。

 

LIM KEH SOONは、今回の個展に寄せて次のようにコメントしている。

私は幼い頃から日本の漫画やサブカルチャーの影響を受けながら育ち、日本はどんなところなのかずっと想像していました。実際に暮らしてみると、この国には不思議で面白いところが本当に沢山あります。この展示で、常夏の国マレーシアで生まれ育った私が、日本という異なる文化の中に身を置いて感じた不思議で奇妙な感覚、互いの違いや共通点、親しみを感じる事など、言葉ではなかなか表すことの出来ない感情や感覚を表現できたらと思っています。

また、今回の展示作品は2018年から現在まで、COVID-19パンデミックとその前後の時期に制作したものです。世界中が厳しい状況の中、私自身も大変なことが多かったのですが、そんな時期に生み出した作品に、家族の作る木の額が温かみを添えてくれました。作品を通じて、皆様も体験したであろうその時々の様子や気持ちなども感じ取っていただければと思います。

展示に来てくれた皆さんが、私の作品を見て楽しんでいただけると嬉しいです。

 

展覧会場を埋め尽くすLIM KEH SOONワールドを、ぜひ堪能してほしい。

■Instagram @lim_k.soon

展示風景

[Profile]
LIM KEH SOON リム・ケースン

1980年 マレーシアのセランゴール州生まれ
2003年 MALAYSIA INSTITUTE OF ART Illustration卒業
2009年 個展「JUNKIE MONKEY」(FINDARS ARTIST-RUN SPACE/マレーシア)
art expo MALAYSIA(MATRADE Exhibition & Convention Centre/マレーシア)
2011年 MALAYSIA EMERGING ARTIST AWARD(Whitebox & Blackbox/マレーシア)
2013年 Absurd(c)ity(National Art Gallery/マレーシア)
2015年 個展「SEMBELIT」(Lostgens' contemporary Artspace/マレーシア)
2017年 来日
2021年 第56回昭和会展(日動画廊/東京)
2022年 個展「wakarimasen」(IRREGULAR RHYTHM ASYLUM & SUBstore-Koenji,Tokyo)
個展「ワカリマシタ」(Plateaux Galerie/東京)
FACE展2022(SOMPO美術館/東京)
個展「CROSS BORDER」(gallery isyokuju/山梨)
市民公募夢美エンナーレ入選作品展(八王子市夢美術館/東京)
Gates Art Competition(The Virtual Art City)
FACE展選抜作家小品展2022(REIJINSHA GALLERY/東京)
2023年 IAG AWARDS 2023 EXHIBITION(東京芸術劇場 5Fギャラリー1&2)
UNKNOWN ASIA 2023(グランフロント大阪 北館B2F)
KONSHIN-TEN vol.5(gallery UG/東京)
2024年 個展「記憶と現実を游ぐ」(REIJINSHA GALLERY/東京)
現在、東京都にて制作

[information]
LIM KEH SOON 記憶と現実を游ぐ
・会期 2024年2月2日(金)~2月16日(金)
・会場 REIJINSHA GALLERY
・住所 東京都中央区日本橋本町3-4-6 ニューカワイビル 1F
・電話 03-5255-3030
・時間 12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
・休廊日 日曜、月曜、祝日
・URL https://linktr.ee/reijinshagallery