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「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア2022」作品募集!!

応募期間
2/23(水)〜4/15(金)

「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア2022」イメージ画像

今年6月、コンペ形式の新しいアートフェアが大阪・京町堀に誕生する。それが「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア」だ。

全国的な知名度はそれほど高くないが、京町堀とは大阪市の中央部にある町の名。「ものづくり」を通して「暮らしを豊かにする」ことを目指すクリエイティブユニットgrafがこの町にオフィスを置くなど、国内外に優れたアイディアやコンテンツを発信する広告代理店やデザイン系の企業などが多く拠点を構えている。また、高感度な独立系ショップや飲食店なども多く、刺激的なクリエイティブエリアとして注目されている。

この町にある緑豊かなうつぼ公園のシンボルツリーとして、一際目立っているのがメタセコイア。アートフェアのタイトルにその名を冠したのは、主催者の「京町堀という地域に特化したイベントにしたい」という思いと、「メタセコイアのようにすくっと立ち、一歩抜きん出た才能を見つけ出したい」という気概があったからのようだ。

すでにアートフェアへの応募受付は始まっている。年齢・国籍は不問。イラスト、絵画、デザイン、写真、彫刻、造形、映像などジャンルも限定せず、多種多様なクリエイターが対象だ。従来からある縦型のアートフェアではなく、出展者全員が横並びのフラットなアートフェア。そのため、グランプリは設定されず、ギャラリストやコレクター、アートディレクター、編集者など様々な分野の審査員(下記参照)から審査員賞が与えられる。

審査員一覧 [50音順]
井浦歳和(株式会社ロイドワークスギャラリー 代表/「ブレイク前夜〜次世代の芸術家たち〜」統括プロデューサー)、家入一真(CAMPFIRE 代表取締役社長CEO)、池田誠(フリーランスキュレーター)、石山健三(ケンエレファント 代表)、内田ユッキ(artgallery opaltimes 店主)、鍛冶周作(JIKAN Design 代表)、川口智士 (株式会社ZIZO 代表)、栗原里菜(株式会社バイスリー プランナー)、笹貫淳子(クリエイティブコーディネーター/chignitta co-founder)、塩谷舞(文筆家 Chief Editor of milieu)、庄野裕晃(株式会社ユビエス 代表取締役/有限会社ヴィジョントラック 代表取締役)、谷口純弘(chignitta founder)、寺田順三(イラストレーター)、新山浩児(株式会社アーバンリサーチ 事業本部SBU部 部長)、服部滋樹(graf 代表)、花岡 / 山根シボル (株式会社人間 代表取締役)、フルタニタカハル(TANK酒場/喫茶マスター)、牧野圭(YOMAFIG. 共同代表)、松村貴樹(合同会社インセクツ 代表)、水野智弘 (株式会社藤井大丸/セブンギャラリー ディレクター)、森下ひろき(株式会社ダブリューアール 代表)、吉田貴紀(株式会社バイスリー 代表)

応募者の中から実際に展覧会場での展示を依頼する作家(現在10名/増員の可能性あり)を選出。6月17日(金)〜7月3日(日)までの16日間、京町堀の会場でそれらの作品が展示される。会期初日のレセプションパーティーでは各審査員賞が発表されるが、受賞者は展示依頼作家だけでなく、全応募者が選考対象となるのだ。受賞者には、審査員ごとにユニークなコラボレーションが提案される。BSフジ「ブレイク前夜」への出演権(2枠)など、ステップアップを目指すクリエイターにとっては魅力的なものだろう。

「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア2022」ロゴ

お祈りメールで済まさない

従来のコンペ型アートフェアでは、選考に漏れた応募者に対しては「今後のご活躍をお祈りしております」といったテンプレートのメールが返信されるだけのことが多い。一方「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア」では、応募者全員の作品をwebに掲載し、あわせて事務局からのレビューを公開する予定だ。
レビュー内容は時に厳しい意見になるかもしれない。しかし、そこから自らの作品についての課題を見つけることができれば、必ずや次のステップへとつながるだろう。そこには単なる“お祈りメール”では済ませたくないという、主催者の真剣な気持ちが込められている。

街を歩きながらアート散策

京町堀のメインストリートを中心に、街のあちらこちらで作品が展示される今回の「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア2022」。chignitta spaceとBYTHREEという2つのスペースをメイン会場とする他、サテライト会場もいくつか準備される。また、ワークショップなどのイベントも計画中だ。展示情報やイベント情報が載ったMAPも制作されるので、それを手に持ちながら街を歩いてみてはいかがだろうか。

[information]
メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア2022
応募期間 2022年2月23日(水)〜4月15日(金)
※下記公式サイトの専用フォームより応募(自身の経歴、作品のステートメント、作品画像等が必要)
URL https://www.metasequoia-art.jp
会期 2022年6月17日(金)~ 7月3日 (日)
展覧会場 chignitta space(大阪市西区京町堀1-13-21 高木ビル1F奥)、BYTHREE(大阪市西区京町堀1-13-23 岡崎ビル1F奥)
時間 13:00-19:00
休日 月曜日
入場料 無料(ただし期間中に有料コンテンツを予定)
主催 メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア2022 実行委員会(大阪市西区京町堀1-13-21 高木ビル1F奥 chignitta space内)
メール hello@chignitta.com